~秋・鮎~
みなさんこんにちは。
このブログ担当も3回目、コロナ感染症の緊急事態宣言も継続されている中、敢えて今回は、コロナから離れた話題にしようかと思います。
私事ですが、三男が無事に16才になりまして何かお祝いしたいなと思い、次男と三男を連れて渋川の綾戸簗へ今が旬の鮎を食べに行ってきました。
鮎は香魚と呼ばれ、スイカのような青い香りがします。
天然の鮎は、その香りが強くそばによるだけで香ってきます。
どうどうと流れている目の前の川から釣ったばかりの鮎は、それはそれは見事に跳ね、熟練の職人が鮎の口から竹串を上手に差し込んで、爆ぜる炭のそばにおきじっくりと30分かけて焼いていきます。
鮎は、無胃魚と言われ内臓を出す必要もなく頭からしっぽまで全て頂ける川魚です。
鮎刺し、鮎のフライ、鮎の田楽、鮎の塩焼き等々、全部おいしく堪能いたしました。
そして、その時に実際に本当に心から「全ていただきます」と思いました。
大自然に囲まれ、川の音を聞き、大切な命をいただいてきた子供も私も、すっかり元気になり、閉塞感いっぱいの毎日から解放されたひと時でした。
これでまた仕事に母親業に頑張れます!
そうそう、鮎は10月いっぱいまで旬でこの時期の鮎は「落ち鮎」といって成熟した鮎をいただくことができます。
お客さんも少なく、簗は川面にあり開放的で風も吹き抜け、「密」の状態はありません。
お時間のある方は、是非お出かけしてみてください。